結婚式においてはついこの間までは当たり前のように日本の民族衣装である着物を着ていたのですが、今や、チャペルでの挙式がトレンドとなり和装花嫁は少数派になってしまいました。
しかし、少数とはいえまだまだ和装に愛着を持っている方、こだわりを抱いている方は大勢いらっしゃいます。チャペル式も一種の流行と考えればいずれ廃れて再び和装が脚光を浴びる日も来るものと確信しています。
今一番の懸念はいろいろな分野において伝統文化の担い手である職人や技術者が高齢化し後継者が育っていないということです。私は日本髪かつら、かんざしという大変狭い分野ではありますが、この分野において正当な技術が継承されるよう微力ながら努力していきたいと思っております。
元美容師として美容の仕事は天職と思っています。 今もこうして仕事を通じて美容界に関わっていることはとても幸せな事です。美容界がそうであるように、この会社も女性のパワーが十分発揮できるような職場環境を作り上げていきたいと努力しています。
結髪という仕事に45年間従事してきて、今や仕事は私の体の一部であり、生き甲斐でもあります。 「我これより生きる道なし。我この道を行く」日本の伝統文化である和装花嫁を後世に伝えていくためにも、私が修得した日本髪の結髪技術を若い人に伝えて行くのが使命と思っています。