和装花嫁の必需品、日本髪かつら「文金高島田」のできあがるまでを紹介します。
日本髪の形が確立されたのは江戸時代ですが、花嫁用日本髪かつらが作られ普及したのは昭和に入ってからでそれほど古くはありません。花嫁用日本髪かつらは歌舞伎や舞踊で使われていた日本髪かつらの技術をもとに作られており、基本的な製法は今も同じです。特に結い上げ法は江戸時代から連綿と受け継がれてきた技術そのもので、道具も昔ながらのつげぐしなどを使用しています。
これは本物の人毛で、中国から輸入されました。約75cmの長さがあります。中国ではまだまだ一部の都市部を除いて若い女性は髪を伸ばしているようです。中国人の毛髪はストレートで丈夫なため世界中のかつら屋が買い付けに来ますので、大変高価で貴重なものとなっています。特にこれだけ長い毛は希少価値があって、黒いダイヤモンドといわれています。
人毛を二つ折りにしてネットの網目に結んでいきます。特にはえぎわは1本植えですので気の遠くなるような作業です。